地球科学のせかい

雲

雲青空にふわふわ浮かんでいる雲は、わたあめのようですよね♪気象現象の一つとされる雲の正体はいったい何なのか気になります。また、さまざまな種類があって、それぞれ違う形をしています。地球科学では、気象の分野で空の様子を知ることも大切だと思います。

雲ができるしくみ

雲ができるしくみ目にする機会が多い気象現象、雲はどのように発生するのでしょうか?

地球上に空気がなければ、私たちは生きていくことができません。いつも無意識のうちに吸ったり、はいたりしている空気には水蒸気がたくさん含まれています。しかし温度が下がると、空気は水蒸気を含んでいられなくなってしまいます。すると、水蒸気はとても細かい水の粒や氷の粒に変わっていき、その水の粒と、氷の粒がたくさん集まることで雲になるのです。

上に行けば行くほど、空気の温度が低くなり、水蒸気の量は減ります。けれど、なぜ雨のように落ちてこないのか不思議に思いませんか?その理由は軽さにあります。雲の粒は0.01mmくらいの本当に小さなものです。なので、地面に向かって落ちてくることはなく、風とともに空中が漂っているんですよ。このため、風が弱い日は空にプカプカと浮き、風が強い日は風に流させて動いていくんですね。

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雲の種類

雲の種類は、地球科学の興味深い点の一つといえるでしょう。雲はみんな同じだと思っていたら、大間違い!一つ一つに名前がついているんですよ。おもな種類を紹介しますね!種類によって、気象条件なども変わってきます。

巻雲(けんうん)

巻雲

「すじぐも」とも言われています。糸を引いたような形をしている雲で、5〜13kmほどの高さにできます。これが出ると、次の日の天気が悪くなることがあり、低気圧や台風の接近を教えてくれる雲として知られています。

巻積雲(けんせきうん)

巻積雲

「うろこぐも」や「いわしぐも」とも言われているので、お馴染みなのではないでしょうか。まさに名前どおり、魚のうろこのように小さなかたまりが並んで見えます。5〜13kmほどの高さにでき、形がよく変わります。これを見ると、秋の訪れを感じますね♪

巻層雲(けんそううん)

巻層雲

よく「うすぐも」と呼ばれますね。この雲が濃くなると、天気が悪くなる合図です。5〜13kmほどの高さにできる白っぽくて透き通った雲になります。また、地上に影ができるのが特徴といえるでしょう。

高積雲(こうせきうん)

高積雲

「ひつじぐも」と言えば分かるでしょうか?さらに、「むらぐも」とも呼ばれています。大きくて丸いものが集まって、2〜7kmほどの高さにできます。一つずつの形がくずれ始めると、天気が悪くなる前ぶれと思っていいでしょう。

高層雲(こうそううん)

高層雲

「おぼろぐも」とも呼ばれています。高さ2〜7kmほどのところで、空全体が灰色になります。とても厚いため、地上に影はできません。また、これが出てくると雨の降る確率が高くなるんですよ。

乱層雲(らんそううん)

乱層雲

「あまぐも」と呼ばれています。灰色の暗くとても厚い雲で、高さ2〜7kmほどのところに出ます。雨や雪を降らせるものですね。

層積雲(そうせきうん)

層積雲

「うねぐも」や「くもりぐも」と呼ばれています。比較的大きくて、丸みを帯びた白や黒の雲が、2kmほどの高さに出ます。この雲の切れ間から光がもれている風景を、冬によく見ることができますよ。

層雲(そううん)

層雲

霧がかかっているように見えることから、「きりぐも」とも言われています。2kmほどの高さにできて、朝晩に見られますね。日が照ってくると、消えてしまいます。

積雲(せきうん)

積雲

「わたぐも」とも呼ばれています。わたあめのように見えるのは、この雲なのです!天気のいい日、2kmほどの高さにできます。あのふわふわとした白さと青空とのコントラストが、なんともさわやかですね〜♪

積乱雲(せきらんうん)

積乱雲

積雲がさらに大きくなったものが、積乱雲です。「入道雲」とも呼ばれ、夏を代表するものといえるでしょう。2km以上の高さにできる、モコモコとした巨大な雲です。強い雨やひょう、雷を運んで来ることもあります。

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雲が流れる方向は?

雲が流れる方向は?雲ができるしくみ】の項目で、雲は風に流されている…と書きました。風が強い日、空を見上げてみると風によって、雲が移動していることがわかります。

実は、あてもなく風に流されているわけではなく、ちゃんと決まった方向に流れているんですよ。日本では、ほとんど1年中強い西風が吹いています。このため、雲もその風に押し流されるように、西から東へと流れていきます。

もちろん、風が吹く方向によって、雲の動きも変わります。東から西へ吹いていれば東から西へ、南から北へ吹いていれば南から北へと流れていくことになりますね。

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雲に色はあるの?

雲に色はあるの?雲は白いものだと思っていませんか?確かに天気の良い日は、雲が薄いため、太陽光が当たると、白く見えます。けれど、白以外にもさまざまな色に変化します。

天気の悪い日は、灰色や黒に見えます。雲が厚くて太陽光が底まで届かないためですね。ただ、飛行機に乗ったことがある人ならわかると思いますが、地上は雲っていても上空は晴れているんですよ。

なので、上空の雲は白く見えます。また、夕焼け雲も太陽光の関係で、赤く染まります。夕空に浮かぶ雲は、赤やオレンジに見えて、とてもキレイですよ♪こういったことも、地球科学または気象の面白さだと思います。

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