地球科学のせかい

台風

台風このサイトでは<自然災害>のカテゴリに入れていますが、台風自体はそもそも気象現象です。地球科学の面でも、台風に関しては色んな情報が集められています。日本では、よく沖縄にきますよね。台風が洪水(こうずい)や高潮(たかしお)といった、さまざまな自然災害を引き起こします。

台風って何?

ハリケーン・リタ地球科学が注目されるようになった背景には、台風も一つの理由としてあげられます。熱帯低気圧のなかでも、とくに風が強いもののことをいいます。風が大きなうずをまいて、たくさんの雨が降ります。

低気圧とは、わかりやすく言うとものすごく大きな雲のかたまりです。熱帯低気圧は、熱帯や亜熱帯地方でできる大きな雲のかたまりというわけですね。

台風の目とは?

「台風の目」もよく聞く言葉だと思います。何かモノをはやいスピードで回転させると、中心から外側に向かう力が働きます。これを遠心力(えんしんりょく)と言うのですが、「台風の目」も、この遠心力でできています。強い台風のときは、「台風の目」が小さくてギュッと締(し)まっているんですよ。

サイクロンやハリケーンとのちがい

3つとも、みんな違うものだと思っていませんか?実は…サイクロンもハリケーンも、台風と同じ熱帯低気圧です。ただ、発生する場所によって呼び名が違うだけなのです。北西太平洋では台風、ベンガル湾(わん)とアラビア海ではサイクロン、北大西洋と北東太平洋ではハリケーンとなります。

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台風発生のしくみ

ハリケーンでは、どのようにして台風が発生するのかを見ていきましょう。きっと、地球科学への関心がよりわいてくるはずです…。

熱帯地方の海では、太陽が強くてりつけているため、海が温められ、たくさんの水蒸気となって空にのぼっていきます。そして大きな雲がつくられて、そのまわりでは、しめった空気がいっぱい集まってきて、これまた大きなうずをまいていきます。うずをまく空気の流れがどんどんはやくなるにつれて、風も強まります。これが台風になります。

ちなみに、日本が本格的な台風のシーズンに入るのは、7月になってからですね。8月になると、勢力の強いものが近づいてくるようになります。そして、一番気をつけなければいけないのは9月!台風のオンパレードになって、洪水などの大きなヒガイが出ることが多いので、注意しましょう。

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台風による自然災害

台風による自然災害台風がくると、たくさんの雨が降ることで自然界にたっぷりと水分が行きわたります。私たちの飲み水や食べ物にも、この水が役立っているので、恵みの雨と言えるでしょう。

一方で洪水をはじめ、さまざまな自然災害を起こす、やっかいなものでもありますね。ここが、地球科学のこわさなのでしょう。いきなり風や雨が強まってくることもあるので、台風が近づいているときは天気予報(よほう)をよくチェックし、外出はさけましょう。

大雨

大量の雨で、川の水があふれてしまいます。川の様子を見に行って、巻き込まれたというニュースも台風がくるたびに聞きます。水辺には近づかないでください。川がはんらんして、洪水になることもあります。

強風

強い風で木がたおれたり、木造住宅などはこわれてしまったりします。家にいるのもキケンなときには、鉄筋(てっきん)コンクリート製(せい)などの安全な建物にひなんすることも一つの方法です。

高潮

台風がくると、海水が堤防(ていぼう)をこえて、民家をのみ込んでしまうことがあります。海の近くに住んでいる人は、洪水にならないうちに、早めのひなんが必要になります。

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台風が多く上陸する地域は?

過去20年間で、台風が一番多かった地域はどこでしょう?ベスト3を紹介しましょう。

台風が多く上陸する地域

このような結果になっています。「へぇ〜、沖縄じゃないんだ?」と思う人も多いでしょう。ここで紹介したのは、台風が「上陸」した地域。沖縄は「上陸」ではなく、「通過」なのです。

“台風の中心といわれる気圧の一番低いところが、北海道、本州、九州、四国のどこかに達したとき”を「上陸」と、気象庁は定めています。台風には沖縄本島よりも大きなものがあるので、「上陸」という表現はふさわしくありません。半島なども同じことが言えます。


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